すき家のうな牛は楽しみ方がある
突然の梅雨明けと、天からの殺意を感じる暑さに戸惑いながら生きている。やはり人類は自然の力によって滅される運命か?いや単なる自滅なのかもしれない。
私は生き残りをかけた戦いに挑んでいる最中であることを自覚した。人生はサバイバルだ。
というわけで夏バテ防止対策として「うなぎ」を食べることにした。
鰻といえば、若かりし頃の自分は親の力に頼り、重箱に入ったボリュームのある蒲焼きを好んでなんの遠慮もなく牛丼並み盛りを食べるような勢いで平らげていた。
大人になり、自分で会計を支払うようになってからは、そう容易く鰻屋にはいけないことになる。
回転寿司で勇気を出して鰻を注文してみたものの、それは鰻であって鰻でない。
ここ数年はすき家でしか鰻を食べる機会はない。
家族からは「意味わからない」と非難を受けるのだが、私はどうしても半分牛肉が添えられた「うな牛」なるメニューばかり頼んでしまう。
これにはおそらくなのだが、私の心理的には
鰻が食べたい
すき家なんか鰻食ってもどうせ。。
すき家なのに牛丼食わないでどうすんだ?
こんな思いが巡り混沌としたところに「うな牛」がピッタリとフィットしてしまうのだと考える。
食べ方も難しい
鰻には山椒をかけて
牛丼側に七味をかける
紅生姜は鰻とまじわらないように食べつつ
牛肉は、時折鰻のタレが染みたご飯の混ぜてみたり
最後の一口は全ての集合体になるように食べ進めて、食べ終わった後は「一体何だったのだ?」という思考を満腹感が制圧する、
これがすき家の「うな牛」の楽しみ方、ということに私個人はしている。
それにしても暑すぎる7月を迎えたなぁ