ただ二年間書くブログ

仕事あり、妻子あり、一戸建てローンあり、車もあるが裕福かと言われたらそうでもない。不自由だが幸せである、そんな気持ちを表せたら。そして自分らしさって一体どういうことなのか?どうでもいいけど真剣に、二年間毎日書くことが最大の目的であるブログ

君たちに人の心はないのか?と言いたかった夜に

先日、とある会議に出席していた。

私と部下の他に7社が出席し、毎月定期的に話し合いを重ねている。

私はとりまとめをずいぶん長くやり、一度担当を降りたのだが訳あって部下をつれてまたその会議に参加することになっている。

 

とりまとめや進行はよその若手がやるようになり見守っているような立場だが、この世の地獄とも呼べるような沈黙が大半を占める会議だ。

司会が進行するという役割を放棄しているとしか思えないような状況だが、おそらく司会は頭の中で必死にいろんなことを考えており周りが見えなくなってしまうタイプの人間。そして周りはそれにうっすら気づいていながらもどうしてよいかわからずただ黙っている。

 

時間が経つと司会から「○○さん意見ありますか?」と振られた者が頑張って発言してみるもシーンとする。司会が発言をおうむ返しすることもなく、他者がその意見や発言に賞賛したり反論することもない、ただ地獄の時間が流れる。

時々耐えられなくなり私が切り裂いてみるが活性化はしない。司会を奪うところまでしたくないと一応我慢しているがそれが正解なのかわかっていない。アドバイスをしてあげたい気持ちも強いが、よその会社の若手に言える立場であるのかも疑問。

 

まあそんなことは長い前置きで

 

今回の憤りは、その会議の最後におこった事なんだが。

 

議題が終わり何かその他アナウンスや近況報告があるか?という時間になった。

リアクションが薄いのはわかっていても私は毎回ここでPRしたい企画などの告知をしたりチラシを配布するようにしている。他のものは誰もやらない。一度もない。

しかしこの日に限ってはよその会社の一番若いものが今月いっぱいで退職するので、この会議に参加するのは今日で最後になる。別業種への転職のため今後関わることもなくなるとのこと「短い間でしたがお世話になりました」と挨拶があった。

なかなか気まずくて言いにくい内容だったはずだ、その日はじめて口を開いたのが退職の挨拶だ。そして例の如くその退職の挨拶に対して誰もないも言わないという信じられない事態が起きた。

さすがにそれはないだろう!と私はすぐさま「次はどんな業種なの?」「短い間でもありがとう、お疲れ様ね」と発言をした。そしてその後に誰が続くわけでもなくまた沈黙が起こり司会が「それではまた次回」と締めた。

 

その場にいるものたちは本当に人間なのか?と信じられない気持ちになった。

一番立場が低く若いものが言いにくい内容を勇気を出して発したことに、どうして何も反応しないなんてことができるのか?

どんなに短い期間でも共に何かを創り上げた人に贈る言葉がないなんてことがあるのか?

私には信じられなかった。自分の同僚にも憤った。パワハラだと訴えられても良いと思って「なぜ黙っていられるんだ?教えてほしい」と帰りの車の中で質問した。

部下は「あ〜、ちょっと言葉が出てこなかったですねえ」と苦笑しながら答えてくれた。

それ以上は責めたりはできない。出てこないものを出せ!とは求められない。

そのものを私は違う人間なのだ、違って当然だ。

 

それにしても他の10名弱も全員そうか?口を開いた私が異質すぎる?なんでだ!

 

頑張って働いて辞めていく、そして丁寧に挨拶したものに、たった一言でも「お疲れ様」と言ったら異質か?そんなわけないだろう

もっとその場「みんなからもなんかないのかよ!?」「それでも人の心を持ち合わせているっていえるのか?」と吠えたら良かったか?と後悔すらしている。さらなる地獄を生み出すだけだろうが、私の気持ちはいくらかマシだったかもしれない。

しかし退職するものはそっちの方が勘弁してほしいだろうな。

 

ぐぬぬぬぬぬ。なんなんだ本当に。また来月も顔合わせる連中なだけに気持ちに整理をつけないと次回こそアンガーマネジメントしきれない自分になりかねぬぬ。