すき家の白髪ねぎ牛丼は食べにくいけど美味しい
これはすき家の「白髪ねぎ牛丼」なる商品
こないだ初体験してみたのだが、なかなかおいしかった。
牛丼には玉ねぎが入っているが、その常識を真っ向から打ち破ったのが
すき家のネギ玉牛丼である。その出現は私を吉野家・松屋から遠ざけ
すき家一強時代をずいぶん長くもたせるほどの功績だった。
そして時代は平成から令和になり、新たなネギの使い方を牛丼に提案してきたのだ
食べないわけにはいかなかった。
白髪ねぎは、ご覧の通りその名の通りで、ネギが白髪のように見える切り方をする。輪切りではないということだ。
ラーメンなどにはよく使われる切り方で、最高にうまい。
この白髪ねぎ牛丼も美味しかったのだが
残念ながら私はリピートはしないと確信している。そしてネギ玉牛丼を超えるような大ヒット商品になり得ることもないだろうと。
味は決して悪くないのだが
いかんせん食べにくいのだ。
決定的に食べにくい。
ネギが食べづらい、おかげで肉も米も食べづらい
ネギがこぼれそうになったりする。
これはスタンダードな牛丼を食べているときには感じないストレスだ
牛丼は目を瞑っても食べれなければならない。
そういった意味でこの白髪ねぎ牛丼は不合格なのだ。
ごく稀に牛丼をスプーンで食べる輩もいる。
私はそれ自体認めていないのだが、そういった輩にとっても
この白髪ねぎ牛丼はさらに食べにくい一品なのだろうと思う
ただし、おすすめしないというわけではない
食べづらくても美味しいのだ。食べたい人は食べれば良いと思う
私は翌日、松屋で牛丼特盛を食べた。
それはそれは幸せな時間だった。