人に感謝するということは、その人が自分の人生に関わってくれたことへの感謝という意味だ。
今週のお題「感謝したいこと」
感謝という言葉、真面目に考える機会は実は結構少なくて
辞書で調べてみたりもするわけです。
Wikipediaによると以下のように記されている
感謝(かんしゃ、英:Gratitude,thankfulness, gratefulness)とは、優しさ、贈り物、手助け、好意、その他の厚情を受けた人物がそれらを施してくれた贈り主に向けて示す、ありがたいという気持ちやその感情を表すポジティブな反応である[1][2] 。
感謝の経験は歴史的に幾つかの宗教世界の焦点となっている[3]。それはまた古代、中世、近代の哲学者にとって興味深い題材であり、現代哲学者も関心を寄せ続けている[4]。
心理学における感謝の体系的研究は2000年頃に始まったばかりで、これは恐らく心理学が伝統的にポジティブな感情の理解よりもネガティブな苦痛感情を理解することに焦点を合わせていたためとされている。心理学における感謝の研究は、感謝という感情の短期経験(感謝状態)、人々が感謝を感じる頻度の個人差(感謝特性)、この二側面の間にある関係、ならびに治療面における感謝の効能を理解することなどが含まれる[5][6]。
以上のようなことを踏まえて、人に感謝するということを再考してみたところ
結局は、感謝したい相手がいるということに感謝したい
という結論になった。
私には最愛の妻がいるわけだが、彼女が何をしてくれているから感謝して、それをしてくれなくなったら感謝しない、とかいう次元ではない
彼女が存在してくれている、ということ自体が何よりもありがたい事実で、そのことに最大に感謝したいと思う。
では彼女が死んだら感謝しなくなるのか?
そんな気もしない
考えたくもないが、きっと彼女が命を失ったとしても
その先の人生を自分一人で生きていかなきゃ行けないとしても
彼女に感謝する気持ちはいつまでも絶えないと想像する
ということは、前述した「存在してくれている」ということも否定されるわけで
これはもう、私と出会ってくれたという事実が感謝の対象なのだろうと修正してみる
正確に言うと、私の人生に関わってくれたということへの感謝だろうか
そしてこれは永遠なのだと。
そんなことを明日伝えられたら良いなって思う。