読書の秋が長引き、熱くなる理由
はてなブログ10周年特別お題「私が◯◯にハマる10の理由」
元来読書嫌いの私だが、小説くらいはたまに読むこともある。
そして読み始めると次々と読みたくなり貪り始める
そして何をきっかけにというわけでもなく、またぱったりと数年読まなくなったりする。
そしてこの秋、数年に一度のビックウェーブがまたきてしまったようで、連日いろんなことを放り投げて読書に没頭している。
ということで私が読書にハマる10の理由を書き出してみた。
1、面白い
シンプルだが、これにつきる。よくこんな話を思いつくなと感心してしまう。最後まで読まないと気になって仕方がない。面白い小説が世の中にあることが素敵だ
2、コスパが良い
読書はお金がかからない趣味と言える。最大の味方は図書館だろう。膨大なライブラリーから好きなものをチョイスして無料で複数日レンタルできる。まさに市民の味方だ。しかし私は返しに行くことや、期限があることに抵抗を感じるので、ブックオフで110円の文庫本を買うことが多い。今もこうしてタイプしている横には十数冊の文庫本が積み上がっており、読み終えたものとそうでないものが入り混じっている。
3、堂々としていられる
これは我が家特有なのだろうが、なぜか読書している時間は許される。他の趣味に没頭していたり、逆に何もしていなかったりすると妻から顰蹙をかうのだが、読書している際は「集中してるみたいだから邪魔しないであげておこう」というハートマークのオーラを感じることができる。きっと妻は読書している男性に魅力を感じるタイプなのだと思う。Fortniteなんてやっていたらそうもいかないだろう。
4、賢くなる、または賢くなる気がする
読書は知識の積み上げだという人もいる。結局は知識とは読書した量のことを指すのだと。確かに小説を読んでいるだけでもその舞台となった時代や業界の知らなかった事実などが吸収されることが多々ある。読めない漢字を調べるきっかけも与えられる。また人にすすめるにあたってアウトプットすればそれはさらに自らに深く浸透する。
池井戸潤など読めばもう銀行のことは全てわかった気になるほどだ。
5、気持ちの切り替えに最適
仕事でどんな嫌なことがあっても、一度本を開けばそれは一気に違う世界に入ることができるので、引き摺らないで済む。こんなリラックスできる時間は他にない。ジャズをかけてアロマでも炊けばもはや楽園と化する。コーヒーもお忘れなく
6、お酒を控えるようになる
読書したいから飲まない、という意識が生まれる。酔ってしまうと本が読みづらくなるのだ。もともと目が悪いこともあり笑点がぼやけてしまい非常に読めない。だから読書する際はシラフでありたい。お供はコーヒーにする。なのでお酒を控えるようになれるのがお財布にも優しい。
7、待ち時間大好き人間になれる
誰かに待たされたときに「ありがとう」という気持ちが心から持てるようになる。これはすごい変化で、口先だけで「全然いいよ」とかいうよりも好感度がめちゃくちゃ違う。遅れてきた知人に「ごめん、遅れて」と言われたら「おかげで読書できた、逆にありがとう」と言おう。良い人間関係が築ける。ちょっとキザだと抵抗があるなら「いいところだったから、もう少し遅れてくれてもよかったのに」とか言ってみてもユニークではないだろうか?病院だろうと銀行だろうとどんどん待たせてくれという気持ちになる。つまりゆとりを持てるということだ
8、牛丼屋を避けるようになる
読書したいのでゆっくりできる店を選びがちになる。牛丼屋で読書はまずできない。あっという間に牛丼が届いてしまうから。左で文庫本、右手でハシをもって牛丼を食べ流なんていう行為は存在しない。牛丼は左手で丼をもって食べるものなのだ。
マクドナルドなどでなら食事しながら読書できるような気がする。右手だけで食事が簡潔できるからだ。周囲の喧しさはさておきだが。
9、よく眠れるようになる
読書癖がついて、ぐっすり眠れるようになった。寝付きも本当に早い。
それまで寝るギリギリまでPCのモニタをみていたり、スマホをいじっていたり、快眠の天敵のような行動ばかりとっていたのだが、眠気マックスまで読書していると、一気に眠れる。私はベッドでは読書せず、ソファか椅子なのだが、本を閉じたらほぼ10分以内には眠りに入っているようだ。次の瞬間は朝だ。
10、モテる
最終的にここに落ち着く。読書家はモテるようになるのだ。
前述してきたようなことが合わさってくると人間としての魅力も増すのだと思う。ゆとり、健康、豊富な知識、経済的自立など併せ持つ大人はモテる。それらは読書から作られる。もちろんひけらかしたりしてはいけないのだが、ゆとりがあればそんなことはしなくてすむ。なんならモテなくてもいいとすら思えるゆとりが逆にモテる。
そんなわけで、今日もまたページをめくる夜を送る。
読書が楽しくて仕方がないのだ。