牛丼VSカツ丼はやってはいけない
午前中は自宅からオンライン会議に参加すると言う予定だった
会議の時間までに余裕があったので、妻を車で駅まで送ってった
その帰りに自分の心に風が吹いたのか、吸い込まれるように松屋に入っていった。
朝だったのでさすがに特盛ではなく、並盛と卵を注文。焼肉のタレを卵に2周垂らしてかき混ぜた
紅しょうがと七味も適量を入れて、朝の並盛を食べたわけだが
それはそれはおいしかった。
しかし肉と米のバランスを考えると、やはり牛丼と言うのは特盛が1番素晴らしいと思った。次に松屋に入る時は特盛を食べるために入ろうと心に決めた
そして満足されたお腹で午前中のオンライン会議を乗り切り、職場へ出勤しなければならなくなる。
出勤前に昼飯のことが頭によぎり、吸い込まれるようにかつやに入っていく私。
100円割引券を握り締め、ねぎ玉カツ丼を注文。朝牛丼を食べたばかりなのでさすがにご飯は大盛りにしなかった。
久しぶりに食べたねぎ玉カツ丼は、どこから食べて良いのかわからないそのいでたち、そしてひと口目の箸を差し込んだ瞬間こぼれるネギ
それはそれは扱いに困る荒くれ者だった。
その味の濃さは、最後のひと口となったご飯にもしっかりと染み渡り、カツ丼と言う固有の存在のあり方を見事に体現されていた(意味不明)
かくして私は、1日の中で牛丼とカツ丼を食べると言う
成し遂げてしまったわけだが、どちらかに軍配を上げなければいけないとは思わない。
世の中には男性も女性もいる、アメリカも中国もある。
すべての事柄をどちらが優れているかと決めつけようとすると、そこに待ち受けるのは戦争と言う名の悲劇だけだ。
悲しみや苦しみは人生のスパイス、そんなことを言う人もいるかもしれないが、やはり私は笑っていたい。
笑う角には牛きたる
笑う角には豚きたる
そして人生にサプライズを
その日の仕事を終え帰宅した私に待ち受けていた夕飯は
なんととんかつだった。