いきなりステーキって、別にいきなりでもなんでもないよな。
一年以上ぶりに「いきなりステーキ」に行ってきた。
はじめて食べたのは、上大岡の店舗だったと思うが
あの時はさほど腹が減っていたというわけでもないのに、時間を潰さなくてはならず
ふらっと入ってしまい、ビールと一緒にいただいたのだった。
まあ、こんなもんかという感想をもち、それから二度と立ち寄ることはなかったのだが
今夜は、なぜか息子と一緒に入ることになった。
息子はまだ小学生で、あまり柔らかくないステーキを噛み切り飲み込むことができるのか未知数だった。
大丈夫か?と声をかけたことで、本人も不安に思ったのか「和風おろしハンバーグ」を注文していた。
私はワイルドステーキ200gを注文、写真の通りのものだ。
普通に座って、注文して、待たされて、出てきたものを食べるので
別にいきなりでもなんでもないな、とか思いながら食べました。
それほど柔らかくないという印象もなく、ごくごく普通に美味しく食べた。
肉を食べたという実感を持つことができた。
300gくらい食べないと、ちょっと満腹にはならないなと思った。ライスもなかったので。
以前、渋谷の別のステーキ店で店員に勧められるがままに400gを食べたことがあったが、食べ切れたにしろ最後の方は美味しいと感じることもなかったし、さすがに冷めていた。300gがきっとちょうど良いのだろうなと思う。
行列ができるほどブームにもなっていたいきなりステーキは、今後どうなっていってしまうのか?
ステーキというワードにはなんとも言えないエネルギーがある。
焼肉とはまた違うパワーを持つこの最強ディナーメニューを、理想を言わせてもらえば月一程度で食べたいと願う。
そんなことも叶わない、一般庶民の生活だ。