ただ二年間書くブログ

仕事あり、妻子あり、一戸建てローンあり、車もあるが裕福かと言われたらそうでもない。不自由だが幸せである、そんな気持ちを表せたら。そして自分らしさって一体どういうことなのか?どうでもいいけど真剣に、二年間毎日書くことが最大の目的であるブログ

バレンタインに男性から贈る場合

バレンタインデーの話。

 

少年時代から大人になるまで、バレンタインデーにチョコをもらったりもらえなかったりという人生だった。

多少期待はしてしまい、嬉しいときもあれば残念なときもある。平凡なタイプだった。

 

十数年前に今の妻と出会ってお付き合いするようになってからは

バレンタインデーは、自分もチョコレートを購入して渡すようになった。

私より彼女の方がチョコが好きだし、喜んでくれるのをわかっているのに行動しない理由がなかった。

 

当時はまだ逆チョコという言葉も出てきてないくらいの時代で、もしかしたら店員さんや、周辺にいた女性客から変に思われたり、不快に思われたりしていたのかもしれないが、私自信は申し訳ないが気にしていなかった。恋は盲目とはよく言ったもので、周囲にどう思われるかよりも、どれのチョコが一番喜んでもらえるのか?ということに夢中になっていた。そしてその選んでいる時間も楽しかった。

 

そんなバレンタインを数年繰り返すうちに、ある年はスターバックスでチョコが買えたのだが、その際は男性店員さんから「逆チョコですか?いいですよね、僕もします」と言っていただけたこともあった。

 

そんなこんなでバレンタインデーはいまでも結構嫌いじゃない

クリスマスやハロウィンほど盛り上がらないのだが、私は密かに好きな行事なのだ。

 

昔は職場で義理チョコを配らなきゃならないOLさんたちが大変だったりしたようだが、今はそういったこともないし、もらうほうも面倒でなくて良いと思っている。気を遣ってくださる方もいて恐縮だが、せっかくの気持ちはいただいて、何かちょっとでもお返しできればと思ったりもする。そっちは正直なところ少し面倒にも感じるが、やはり義理だ。

 

今年は月曜日のバレンタインデーだった。

仕事を早く終えて、前述したスターバックスのエピソードを思い出して、帰り道にスターバックスに寄り道してみたのだが、あまりラインナップがよろしくなかった。コーヒーとセットになっているものばかりで、チョコレートがついでといったギフトばかりだった。別にそれでもうちの妻は喜んでくれるとは思ったのだが、なんか自分が購入する際にワクワクしなかったので退店した。

 

結局、妻が必ず喜ぶであろう近所の洋菓子店に立ち寄って、バレンタイン限定のギフト(焼き菓子やチョコの詰め合わせ)を購入した。入れ物も真っ赤でバレンタインらしくて、きっと良いリアクションが得られることだろうとわたす前から気分があがった。

この独りよがりこそ最高に楽しい時間なのだ。実際は相手がどんなリアクションをしようと、食べているところが見れなかろうと問題ではない。

こう言ってしまうとなんだが、結局自分の気持ちなのだということなのかもしれない。

 

帰宅して買ってきたバレンタイギフトを妻にわたすと「考えていること同じね」と妻はいい、同じ店で買ってきたチョコレートケーキを私と息子にくれた。

 

本日の夕食後は、一年中で一番甘かった。