タフという漫画を一気読みした晩のこと
今週のお題「一気読みした漫画」
漫画かー
面白いっていうのとはまた別で
事実として
「タフ」という漫画を一晩で一気読みしたことがある。
当時はまだ二十代の前半で、次の日に大切な用事があったにもかかわらず
なぜか寝付けない夜になってしまって、漫画喫茶に駆け込んだのだ
それで、別になんでもよかったんだけど、たまたま手に取った「タフ」という漫画を読み始めて、朝が来るまでに全部読み切ってしまったというわけだ。
それで、やっと読み切った、ねみ
とか思いながら作者の後書きをなんとな〜く読んでたら
「この十年間」という文字が目に入ってきて
あー、作者が十年間もかけて作ってきた魂のような作品を
俺は一晩で2000円も払わずに楽しんでしまったんだな〜
と、ちょっとした申し訳ない気持ちというか
悪いことをしてしまったような、便利な世の中だなというか
複雑な感情を抱いたことを鮮明に覚えている。
あれ以来タフは読んでないけど
キー坊の親父は強くてかっこいいよなあって今でも思う。