ただ二年間書くブログ

仕事あり、妻子あり、一戸建てローンあり、車もあるが裕福かと言われたらそうでもない。不自由だが幸せである、そんな気持ちを表せたら。そして自分らしさって一体どういうことなのか?どうでもいいけど真剣に、二年間毎日書くことが最大の目的であるブログ

ノンアルコール結婚式を経験して思うこと。

新型コロナや緊急事態宣言やらでブライダル業界も大打撃を受けていることかと。

 

先日、知人の結婚式に呼ばれて参加させていただいた。

新郎とも新婦とも同じくらい親しいというパターンだった。

 

なので、二人が結婚すると知ったときは天にも昇るような嬉しい気持ちになったし

結婚式もすごく楽しみにしていた。

 

緊急事態宣言が9月末まで延長された際に、二人は式どうするのかな?と気を揉んだ。

やはりノンアルコールでの開催になると知らせを受け、いろんなことを思った。

 

私は全然いいのだ。お酒は大好きだが、飲めないからがっかりすることはない

二人を祝福したいだけなのだから、お酒の有無は関係ない。

でも、二人もお酒を好むのできっとゲストにお酒を提供できないことを申し訳なく思うんだろうなと想像したりして、本来なら考えないでいいことで心労が増える状況に辛くもなった。

 

そんなこんなあって当日だったのだが

素晴らしい式だった。もちろん披露宴も。

 

感染症対策を徹底した空間で、大きな声を出したり、余興などで盛り上がることもないが、決してつまらないこともなく物足りなくもない。

 

私としては、祝いの場にお酒は不要なのだな、と結論づけるに至った。

これまでだったら魚料理を平らげたくらいの時間ですでにビール2、3杯と白ワイン程度飲み干して、肉の前に赤ワイン頼んでおくか、とかってかなりいい感じに酔っ払ってしまっていたと思う。

しかし今回は酔ってないので思考はハッキリしているし、姿勢を保ち続けられるし、さまざまな人の表情もくっきりと目に入ってくる。

主役の二人が放つ幸せのオーラと、それに包まれたみんなのキラキラした表情がはっきりと確認できる。これまで以上の経験だった。

愛と感謝に溢れたすばらしい空間は、この時代において私にとって救いだった。

 

お酒のない結婚式は、本当に素晴らしい。

 

昔は結婚式の円卓に灰皿が置いてあったが、今はないのが普通だ。

コロナが過ぎ去っても、結婚式からお酒は葬ってもいいのかもしれないと本気で思った。

 

経済的なことはまた別問題かもしれんがな。