ただ二年間書くブログ

仕事あり、妻子あり、一戸建てローンあり、車もあるが裕福かと言われたらそうでもない。不自由だが幸せである、そんな気持ちを表せたら。そして自分らしさって一体どういうことなのか?どうでもいいけど真剣に、二年間毎日書くことが最大の目的であるブログ

映画「えんとつ町のプペル」を観てきた

西野亮廣氏が総指揮、原作、脚本をつとめた映画

えんとつ町のプペル」を映画館で観てきた。

 

私は異常なくらいバラエティ、特にお笑い番組を観まくっていた時期があり

はねるの扉も例外なく観ていた。深夜時代から。

 

なので、一時期は世間の多数派の意見と同じような印象をキンコン西野に持っていた。

さすがに炎上に乗っかったりまではしないが、心の中では「なんでこんな天狗なんだ?」「すごい自惚れてるな」とか思っていた。

 

そして時代が流れ、絵本やビジネス書をヒットさせ、クラウドファンディングやオンラインサロンの日本最高峰となった今、「西野ってすげえな」と掌返しをしている一人に他ならない。

 

この映画は彼の自伝

挑戦しているだけなのに、夢を追いかけているだけなのに

世間からボコボコに殴られ続けて、それでも上を向く、星をみようとする

そんな彼を重ねた物語だ。すべての挑戦者たち、そして挑戦を諦めたものたちに

涙なしでは観れない内容と前評判が高い。

 

そして、映画で一度も泣いたことのないこの私が、妻子を連れてこの映画を観に行ったという話だ。

 

 

結論

 

泣かなかった。

 

自分で出来る限りニュートラルな気持ちでいることを心がけていたつもりだ

斜に構えたりせず、しかし感情移入する努力もせず、ありのまま映画を受け入れるような姿勢で鑑賞した。

 

私の心にジーンとくるものはあったが、泣くほどのことはなかった。

この結果が残念かどうかという話でなく、ただの泣かなかったという結果だ。

私はこの作品に間違いなく感動したし、他人に薦めることのできる映画だと思った。

妻も泣いていたし、飽きっぽい小学四年生の息子も静かに最後まで観ていた。

 

ネタバレしたくないので映画の内容については触れたくないのだが

やはり父親目線で感動しないわけにいかないシーンがあった

自分もあんな風に父親でありたいと思うと胸が詰まった

 

西野亮廣は「ディズニーを倒す」と公言していた

この映画をもって、という意味なのかどうかわからないが

「クオリティはぶっちぎっている」という意味はそれなりに理解できる

決して「なんだこんなもんか」と思うような仕上がりにはなっていない

面白かったし、迫力があった。

 

ただ

 

これを書くか悩ましいところなのだが

本当に一番私が思ったことは

「やっぱりラピュタはすごいな」ということだった。

 

どういうわけか、天空の城ラピュタを思い出した。

比べてしまったのかもしれない

 

えんとつ町のプペル

天空の城ラピュタのような

いつの時代も色あせない、いくつ歳を重ねても、何度観ても色あせない作品となりえるのだろうか?

 

正直、そこまでは。。という感想になってしまった。

 

まだ観てない方は、こんな戯言は気にせず一度映画館に足を運んでみてほしい

きっと涙を流して感動するに違いない。

 

と私がいっても説得力がないのかな。