結婚生活をより快適に。
夫婦といえども他人。恋人時代に感じなかった不満が見つかることもしばしば。
「こんなはずじゃなかった」などと後悔しながら一緒に生活してては、幸福を感じることがなくなってしまうだろう。
私は男性なので、男性側の努力で夫婦共に幸せに、末長く暮らす提案をしたい。
もちろん末長く暮らすことだけが全てじゃないだろう、という価値観も否定しない。
一個人の戯言だ。
今から記述する、たった一つのことを徹底的に守れば
おそらく、夫婦間の関係性は飛躍的に向上すると私は革新している。
ほぼそれが全てと言っても過言でない。
では
「話をする時は、相手が話を聞ける状態のときにする」
これに尽きます。
会話のない夫婦生活は厳しいという前提でのお話なので、そうでもないよという方はどうぞブラウザを閉じていただいて、別のことに時間を費やしてください。
女性は人の話なんか聞かずに自分の話ばっかりする、なんていう固定観念を持っている人も少なくないようですが、結構男性もお互い様です。
仕事の話、疲れた話、自慢話、褒めて欲しい話、ねぎらって欲しい話、だいたい相手に何か期待して話かけています。最愛の妻ならきっと俺の話をわかってくれる、聞いてくれる。そんな期待を胸に意気揚々と会話をスタートします、なんなら一杯やりながら。
そんな時、相手は一体何をしているのでしょうか?
あなたの話を待ってましたと言わんばかりに正面に座って「さあ聞かせて」と目を輝かせておりますか?
おそらくそんなケースはレアで、ほとんどの奥様方は日々仕事や家事に追われ、対外旦那様よりもお忙しく日々を過ごしていらっしゃるはず。
わかる?お前の話なんか聞いてる暇ねーんだよ、という意味です。
これが現実。まずそれを受け止めるところから始めないと全てうまくいかない。;
話を聞いて欲しいのはこっちの、身勝手な想いと行動であって、聞いて欲しい話なら相手が話をきける状態なのか?というところキチンと確認する必要がある。
だからと言って、いちいち「今、話してもいい?ちゃんと聞ける?」なんて言葉で確認していたら逆効果になる。
洗い物をしている最中、洗濯物を畳んでいる最中、お風呂上がりにヨガでもやってて、ようやく一人リラックスしている最中、いろんな時間があり、そうそうしっかりと話を聞いてもらえるタイミングなんてない。
そろそろわかると思うが、そういう時間を持って欲しかったら自分がそこに動くしかない、働きかけるしかない
相手方が話をちゃんと聞ける状態になれる時間を持てるように、あなたが何かを担うのだ。
洗濯物を畳んで、洗い物を済ませて、一緒にヨガをやって、相手にゆとりを持ってもらう努力を最大限した上で、相手の時間を少しいただいたらよろしい。
きっとちゃんとお話を聞いてくれるし、話したことにも満足できる。
ガチャガチャ洗い物している横で話かけて「うんうん、へー、そうなんだ、私にはよくわからないけど、ははは」とかって適当に流されたいのなら、それもいい。
しかし、奥さんを大切にすることでまた自分も大切にしてもらえるということを理解した方がいい。
なんで俺ばっかり?
と、思うのは正直ダサいよ。
一生この女を幸せにする!って誰もが自分に誓って結婚したはずなんだ。いろんな成り行きがあったとしても、決断したのは自分である以上は、たったこれくらいの努力を怠って「もっと俺の話きいてほしいんだよ」とか情けないこと言うようになったら終わりだ。
世の既婚男性諸君、奥さんと気持ちよく会話できる時間を確保しよう。そしてそのために自分ができることから始めよう。相手に求めるのではなく自分が変わろう。
大丈夫、私もできていないから。